ゾウ型

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ゾウ型(長期投資+テクニカル分析)

長期投資とテクニカル分析を組み合わせて行う投資家を、ここでは「ゾウ」型と例え、話を進めます。彼らの投資戦略は、長期的なトレンドに従って大きな利益を求めます。ただし、チャートによる長期投資の売買サインは、頻繁に発生するものではありません。そのため、資金を常に運用しているわけではなく、ゾウのようにゆっくりと利益を積み上げて行きます。


トレンドの発生が認識された場合、早めにポジションを保有し連騰が続く中で、一気に利益を作り出します。その後、相場が調整局面入りとなった場合、さらにトレンドを追うのか、利益を確定するのかを判断します。その際も、テクニカル指標などから、ポジションの量を調整します。

実際、2005年秋以降の相場はゾウ型の相場でした。2005年秋以降は、円前面安が続伸。ドル円だけでなく、クロス円でも軒並み円が売られる展開となりました。ユーロ円などは、ユーロ発足後の高値を日々更新していく地合いでした。


ゾウ型の投資判断は、テクニカル分析分析。ただ、短期のテクニカル指標で売買するのではありません。週足・月足などによる、長期のトレンドの発生を探ります。

例えば、12ヶ月移動平均線などにより長期的なトレンドを探ります。ドル円相場では、2005年5月に106円半ばで、ローソク足が12ヶ月移動平均線を上抜けました。実際その後はドルが急進。12月には一時121円台を示現するなど、ドル高トレンドが続きました。


2005年5月といえば、市場ではいつ人民元が切りあがりドル円は100円割れをするのかに注目が集まっていた時期です。しかし、ゾウ型の投資家であれば、そうしたファンダメンタルズ的な要素に惑わされず、ドルをしっかり買っていたはずです。

つまり、ゾウ型の特徴としては、市場を語ることなく市場を語る人間を信じることもなく、テクニカル指標を判断にゆっくりと投資をすることです。一般の個人投資家にとって機会は多くありませんが、実はプロの中では、テクニカル派と呼ばれる方が、季節ごとに相場を分析などしています。

専門誌や機関投資家向けの説明会などに行けば、それを知ることも出来るかもしれません。ともあれ、ゾウ型は日々伝えられることが少ない、長期的なテクニカル指標を信じるため、その必要も少ないかもしれません。

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