投資としての効率性に関する条件は、外為FXが圧倒しています
ここでは、外貨預金、外貨建てMMF、外為FXの効率性の面から比較をします。
外為FX | 外貨建てMMF | 外貨預金 | |
---|---|---|---|
1ドルにつき 往復手数料 |
無料 | 1円 | 2円以上 |
金利など | スワップ金利 | 実績配分 | 固定金利 |
取引レート | インターバンクレート | - | 仲値 |
レバレッジ | 10倍以上 | 1倍 | 1倍 |
初期売買 | 売りかでも可能 | 買いのみ | 買いのみ |
結論から言えば、外為FXが有利となっています。
まず、手数料ですが、外為FXは、外貨預金や外貨建てMMFの10分の1以下です。外為FXをデモでよいので、試して見ましょう。外貨預金の手数料が如何に高いかが理解できます。
往復で2円もの手数料が必要な場合、よほど為替レートが有利に進まなければ、利益など獲得できないことがすぐに分かります。
さらに、外貨預金は、金利についても、外為FXに比べ不利に設定されています。2006年2月の時点で、アメリカの政策金利は、4.75%です。しかし、例えば、○○銀行のドル預金の利息は、2.**%。
「なぜ、利息が1%以上も安いの?」と、疑問を持つのが正常な感覚です。
現在の各国の政策金利は、最新!各国の金利の推移に公開しています。銀行の外貨預金は、特定の金融機関を挙げると問題になりますので、ご自身でお調べ下さい。
さらに、外貨預金は不利な点があります。仕組みが複雑なため、ここでは単純に説明します。
インターバンクという金融機関の人間同士(個人投資家ではない)が取引をする市場があります。そこで提示されるレートがあります。これを、インターバンクレートと言い、基本的に常に変動をしています。外為FXの場合は、このレートを参考に取引をします。
一方、外貨預金の場合は、通常朝10時のレートが適用されます。しかも、そのレートは、対顧客市場(銀行が、個人に為替を売買している市場の総称)でのレートです。
個人が、銀行で円を外貨に替える時のレートを、TTS(対顧客電信売相場)と呼び、逆に、外貨を円に替える時のレートを、TTB(対顧客電信買相場)と呼びます。
これも、デモと各金融機関のレートを比べてください。顧客をバカにしているとしか思えません。
外貨預金などは、いくら金利があっても、初めから損をする仕組みになっていると言えば、言いすぎでしょうか。ここまで説明で、下記の図も理解できたと思われます。

デモやミニFXで試してみれば、FXの条件の良さが分かります
デモ取引や100通貨など小額のミニ投資で試してみてください。4円も有利な為替レートで決済する難しさを。しかも、定期預金では、決済する時も自分でコントロールできない。デモをすれば、その難しさが実感できます。そういった状況が徐々に明らかになってきたのか、最近は外貨預金の残高は減少中の模様です。
次は、外為FXが危ないとイメージを持たれるレバレッジです。個人投資家が、レバレッジを1-100倍まで選択できることは、有利であって不利ではありません。
危険だと思うならば、元本の範囲内で、投資をすればよいからです。
最後に、利益を得る機会について検討します。外為FXは、対象通貨が値上がりしている時だけでなく、値下がりをしているときにも取引を売買できます。 つまり、外為FXは、常に利益を得るチャンスを保有できます。
このように見てくると、外為FXは、他の外貨投資よりも有利である言えます。
ただし、当倶楽部は、外為FXを推奨しているわけではありません。ただ、条件だけ見れば、効率性では、外為FXが圧倒していることは間違いありません。
外貨建ての金融投資に興味を持っている方は、もう一度、それぞれの特徴を見て、自分に合った金融商品を選び、投資をすることをお勧めします。そして、「なぜその金融商品なのか?」を合理的に考えて、結論をしていただければ幸いです。
以上で、「外為FXvs外貨預金」を終了します。
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