FOMC(米連邦公開市場委員会)
ここでは、株や国債など世界中の金融商品に影響を与える米金利動向を左右する、FOMC(米連邦公開市場委員会)を取り上げます。
▼FOMCとは
FOMC(Federal Reserve Open Market Committee)は、米連邦公開市場委員会と訳されます。FRB(米国の中央銀行・米連邦準備制度理事会)が年8回(約6週間ごと)開催し、金融政策に基づく公開市場操作(マネーサプライ・金利・為替水準など)の方針を決定します。
なお、2006年2月より、新しいFRB議長が誕生しました。バーナンキ氏です。世界の金融市場に最も影響を与える男です。
FOMCでは、短期金利の指標であるFFレートの誘導目標が決定されることで有名です。ちなみに、FF金利とは、フェデラルファンドレート(Federal Runds Rate)のことで、銀行間で米国債権を貸し出す際に適用されます。
▼FOMCの意味
FOMCでは政策金利に注目が集まります。一般的に、インフレ懸念がある場合は利上げが行われます。逆に、景気が悪い場合は利下げが行われます。つまり、米国の景気が良いのか悪いのかを示唆します。利上げがされれば、ドル買い要因となります。
▼FOMCはいつ・誰が
FOMCは約6週間ごとの火曜日に開催されます。(年初と4回目の会合は2日間)FOMCは、FRB議長+7名のFRB理事+副議長であるニューヨーク連銀総裁を含む5名の地区連銀総裁」計12名が構成者です。
つまり、アメリカの政治・金融界の大物が、アメリカの目標金利を決める集まりです。
▼FOMCの特徴
FOMCではFFレートの誘導目標が決まるものの、多くの場合、結果は事前に予想されています。特にFRB議長は市場との対話を重視するため、その予想が外れる可能性は極めて低くなっています。つまり、織り込み済みの状態です。
そのため、FFレートの誘導目標の結果よりも、その後発表される声明文の内容に注目が集まります。声明文の文言により、次回も利上げがされるかどうかを市場は判断するのです。
例えば、「緩やかな」という言葉が使われているかどうか等に注目が集まるのです。大雑把な方には細かいと感じるでしょう。通信社などが事前に注目ポイントを公開しているので、それを見れば十分です。
▼投資する際の注意点
FOMCの結果は事前に織り込み済みと伝えました。より大切なポイントは、次回以降FOMCがどのような金融政策をとるか、に注目が集まります。
実際、2005年は継続的に利上げがされました。その予想を背景にドルは買われ、主要通貨に対して強含みました。特に、米国でハリケーン・カトリーナが発生して以来、米国でインフレ懸念が強まり、市場の予想以上に利上げ継続が持続しました。
以上で、「注目の指標:FOMC(米連邦公開市場委員会)」を終了します。下記が目次となっています。他の注目の指標をご覧になる方は、下記の目次から読み進め下さい。
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