外為FXと株「最大の相違点」
ここでは、外為投資と株式投資の最大の相違点を考えて行きます。前節まではその条件で比較をしてきました。しかし、この両者には最大の相違点があると考えられます。
その相違点とは、価格変動の持続性です。前節までに、外為投資の価格変動は株式投資よりも小さいことをお伝えしました。さらに長期的に見ても、株価は永遠に上がる(下がる)可能性がある一方、外為投資は一定の範囲に収まる可能性が高いのです。
なぜなら、株式投資は論理的には、企業が毎年20%の増益を永遠に続けていけば株価も永遠に上がり続けます。株価が上がれば皆ハッピーだからです。
一方、外為投資は、米国経済が毎年堅調であっても、ドルが永遠に高くなることはありません。ドルが上がり続ければ困る人がいるからです。例えば、ドルが上昇した場合、輸入企業は有利になるものの、輸出企業は不利になります。そのため、ドルが上昇しすぎれば、ドルが下落し始める可能性が高くなります。
この「価格変動の持続性」が相違点です。
その結果、外為投資では長期間保有したからといって利益が最大化されるとは限りません。しかし、安定的な投資対象になり得ます。大きく価格が動かなければ、安心して投資できるからです。
一方、株式投資は上がり続ける可能性もある一方、下がり続ける可能性もあるため、投資という用語のイメージに適しています。ただ、永遠に上がり続ける可能性があるため、株式相場は頻繁にバブルを起こし、そして破裂します。2000年ごろのネットバブル時には、まさに「IT系企業=ニューエコノミー企業」との浮かれ、そして破裂しました。
こうした特長は、特に長期投資をする際に異なる戦略を持つことになります。外為投資の長期投資はスワップ金利などを考慮し価格変動ではなく安定的な運用をする必要があります。一方、株式投資の長期投資は配当などではなく、値上がりが期待される企業を選ばなければなりません。
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以上で、外為FXと株の比較を終わります。
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