英ポンド(GBP)の特徴と見通し
かつての基軸通貨は、値動きが大きい!
勝ってる個人投資家は、英ポンドで利益を上げている。
英ポンドは、米ドル以前の基軸通貨。基軸通貨は奪われたものの、今だ1ポンド=1ドルを下回ったことがないし、今後も下回らないといわれている。大英帝国の意地か。
最大の特徴は、他通貨と比べて短期的な値動きが大きいこと。1ヶ月で10円の変動幅があってもおかしくはない。
英国で最低限覚えておく人間は、ブレア英首相と次期首相との声もあるブラウン財務相に加え、キング英イングランド銀行(BOE)総裁。
英経済の特徴は、金融など第3次産業が盛んなこと。日本やドイツなどは「輸出が堅調=景気が良い」とのイメージもあるが、英国では輸出はそれほど注目されない。一方で不動産価格には注目が集まり、個人投資家も情報を追っていきたい。
ちなみに、大手の金融機関に入れば、修行場としてロンドンへ転勤させられる。未だ世界の金融センターの地位は落ちていない。実際、為替が一番大きく動く時間帯はロンドン時間。日本時間では、ちょうど夕方以降となり、サラリーマン投資家は投資がしやすい。
金利動向は05年7月に利下げ。その影響もあり、不動産市場は回復基調。2006年の金融政策に大きな変動はないとの意見がコンセンサス。
ちなみに、英ポンドはスワップ金利が最も高い。そして、値動きも最も大きい。
この通貨で勝てなければ、外為投資で勝つことは出来ない。あるいは一切手を出さないか。どちらかはっきりさせよう。
地理的には欧州に近い。ユーロ誕生以降、対ユーロでの取引が増えている。そのため、円通貨とユーロやポンドを取引をする際、ポンドユーロのレートにも注目したい。
相場は、1985年9月のプラザ合意後も、ポンド・円は300円を越える水準で取引をされていた。しかし、1992年10月史上始めて、200円を下回った。その一因は、ジョージ・ソロスなどの国際投機筋にポンド売りを行われたため。1992年8月まで244円台であったが、年末には190円を下回り、その後も下落をし続け、1995年には一時的に130円割れとなる局面もあった。その後、1998年には240円台を回復。再び、円高ドル安やユーロ誕生を要因に、2000年9月には150円を割り込む。
2005年は対ドルで値を下げる一方、対円では値を上げた。なお、対ユーロでは値を上げた。2006年に関しては意見が分かれている。対ドルでは引き続き軟調に、対円では底堅いとの意見が一般的か。ただ、値動きが大きいため、取引の際は短期投資か、レバレッジを下げての長期投資となる。幸運にも安値圏で「ポンド買い円売り」を保有し、含み益が出ている投資家は楽に利益が増えていることだろう。
英ポンドの値幅の大きさは、リスクとチャンスの大きさだ。それを制した投資家が、利益を獲得できると言うことだろう。
■英ポンド円(月足:2006年2月上旬まで)
チャート提供元:外為どっとコム
以上で、英ポンド(GBP)の特徴と見通しを終えます。下記が目次となっています。他通貨の特徴など、まだ読んでいない方は下記の目次から読み進め下さい。
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