豪ドル(AUD)の特徴と見通し
高金利で有名!
日本人の嗜好にあっている!?
豪ドルは昔から日本人に人気がある通貨。1980年代後半には10%を超える預金金利があった。そのため、日本人の資産運用の保守的な嗜好(=預金好き)に適したのか、当時から豪ドルへの外貨預金は人気が高かった。
基本的には、米国の経済状況や金融政策に影響を受けると言われている。米国よりも金利が1%以上高ければ堅調に推移し、それ以下の場合は売られることが多い。ただ、2000年以降は、欧米ヘッジファンドの動きが相場に大きな影響を与えていると言われている。
2000年3月ごろまで、米国からの資本がオーストラリアから引き上げたことに加え、ユーロ安にも影響を受け、ドルや円に対して下落。2002年以降は、アメリカの金融緩和、ユーロ市場の上昇などを背景に、豪ドルは継続的に買われた。
直近では、2004年6月以降、上昇基調が続いている。2005年12月には1豪ドル=91円を越えた。その後調整も入りつつも、高値圏で推移している。2006年についても、高値圏で推移するとの見通しが一般的だ。
その要因として、継続的な日本からの資金フローに加え、商品市況の高値圏で推移するとの見通しが挙げられる。豪ドルは金相場との関連性が強いと言われている。金価格は2005年に急騰。2006年も底堅く推移するとの見通しが強い。
景気も堅調に推移しそうだ。豪州は経常赤字国だが、輸出は改善模様。不動産市場も改善の方向へ。失業率も低い。また中期的には、中国をはじめ、アジア地域との貿易機会の拡大により、豪州経済の継続的な成長を促すとの意見が強い。
懸念すべき点は、米国との金利差が縮まる中、対ドルでどのような動きをするかだろう。
ちなみに、似たようなイメージを持たれるNZと比べると、豪州の経済規模は相対的に大きく、安心感もある。対NZドルでは強含むとの見解が多い。いずれにしても、高金利通貨への投資を好む日本人にとって、人気は当分続きそうだ。
■豪ドル円(月足:2006年2月上旬まで)
チャート提供元:外為どっとコム
以上で、豪ドル(AUD)の特徴と見通しを終えます。下記が目次となっています。他通貨の特徴など、まだ読んでいない方は下記の目次から読み進め下さい。
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